こんにちは! スズblogです。
新潟県と言ったら皆さんは何を連想しますか?
美味しいお米や、日本海で獲れた海の幸など魅力が沢山あると思います。
その中でも今回は『大地の芸術祭』という芸術祭に行ってきたので、新潟県の魅力の一つとして行ってみたいと思えるきっかけや、撮影スポット探しの参考になっていただければと思います。
大地の芸術祭とは
そもそもに「大地の芸術祭」とは何か・・・名称だけではどういったことをやっているのか分かりにくいですよね。
簡単に言うと、新潟県の越後妻有地域の広大な土地を使って、各所に世界中の作家が創造した作品が展示されています。その作品数は新作を含めて300を超えます!
6つの広大なエリアからなり、必ず行く前に公式HPで下調べをしておくと良いと思います。
各作品についての説明や、公開時期が異なるものもあるため、下調べは大事です。
300以上の作品があるため、その中から自分が行ってみたい場所に目星を付けておくと、行くところに迷わず向かうことが出来ますよ。
まつだい「農舞台」に行ってみた
そして、今回は6つのエリアの中でも松代エリアを中心に、自分が行ってみて印象に残った作品を紹介したいと思います。
なぜまつだい駅周辺を選んだかというと、インスタで観光スポットを探した時に、イッテQの取材を受けた場所があることを知ったからです。
その場所についてはこの後に後述します。
まつだいの「農舞台」のエリアは、他にも多くの展示品をまとめて見ることが出来ることや、地元で採れた食材を活かした郷土料理を食べられるのでオススメです。
場所:〒942-1526 新潟県十日町市松代3743−1
リバース・シティー 作家:パスカル・マルティン・タイユー
まず1か所目は、リバース・シティーという作品です。
まつだい駅からまつだい雪国農耕文化村センターの前を流れる渋海川にかかる橋を渡って、上り坂を上っていくと色鮮やかな鉛筆達が現れます。
緑の風景の中に、多様な色の鉛筆が多く吊るされている光景は迫力満点です。
よく見ると鉛筆ごとに国名が入り、鉛筆の長さも差があったりと隅々まで見どころがあります。
ここでポートレート撮影をすると、色も映えてアートチックな写真を撮ることが出来ます。
実際に鉛筆の下まで行くことが出来ますが、先端が自分の方を向いている為、人によっては恐く感じる方もいるかもしれません。平気な方は、ぜひその迫力を肌身で感じてみてください。
紹介ページ:https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/reverse_city/
「関係 – 黒板の教室」(教育空間) 作家:河口龍夫
2か所目はまつだい雪国農耕文化村センター内にある作品です。
黒板だけでなく、床や、机、地球儀にもチョークで何でも書くことが出来ます。
イッテQで紹介されていた場所はここになります。
自分が書いた絵や文字がアートの一部になるので、体験型として楽しめる場所でした。
書いたものについては翌日には消してしまうとのことだったので、その日限りと考えると、また違う日に行った時は、また違った印象をうけるかもしれません。
芸術作品を一緒に創り上げる場所は少ないと思うので、芸術家になった気持ちで、作品に参加してみてはいかがでしょうか。
紹介ページ:https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/relationblackboard_classroomrelationfarmers_work/
棚田 作家:イリア&エミリア・カバコフ
次は『棚田』という作品です。
稲作を表した文字と背景の景色をまとめてみるには、まつだい雪国農耕文化村センター内の展望台から見る必要があります。
ちょうど行った時期が秋口だったので、稲穂も黄金色となっており、文字でいうと左側に書いてある収穫の時期です。
芸術と里山での暮らしが一体となって表現されているのも、大地の芸術祭の醍醐味となっています。
紹介ページ:https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/the_rice_field/
カフェ・ルフレ 作家:ジャン=リュック・ヴィルムート
次は、まつだい雪国農耕文化村センター内にある、越後まつだい里山食堂の店内です。
こちらは、店内が丸ごと作品となっています。
一面大きな窓ガラスとなっており、その向こうには先ほど紹介した棚田の風景が広がっています。
晴れていれば秋ごろでも窓際は暑いくらいなので、日陰になっている所を選んで座った方が快適かもしれません。
机についても鏡となっており、窓際の机を反射させて撮ると、こんな写真も撮ることが出来ます。
鏡越しですが、店内は水色が中心となっており、天井には円形の中に風景写真が貼られています。
座る席によっても、机や窓ガラスから見える景色が異なってくるので、何度来ても楽しめる場所となっています。
食堂の料理は、野菜豊富で栄養満点な献立となっていて、とても美味しかったです!
越後妻有の自然の味を頂くにはピッタリな所だと思いました。
紹介ページ:https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/caf_reflet/
フィヒテ(唐檜) 作家:トビアス・レーベルガー
最後はフィヒテ(唐檜)という作品です。まつだいエリアの坂をずっと上っていくと、この作品へ続く林道があります。
自分が行った際は、少し曇っていたので足元が暗かったのですが、しっかりと人が通れる道はありました。
途中ヘビに遭遇したので、そういったのが苦手な方は行くのが大変かもしれません。
開けた先にポンと現れ、親しみやすい丸みを帯びたベンチや照明達が並んでいます。
実際に本棚に置いてある本は読むことが出来たので、不思議な空間の雰囲気を一度体験しにいっても面白いと思います。
紹介ページ:https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/fichte/
まとめ
まつだいエリアの一部でも、これだけの魅力的な作品が展示されています。
今回はまつだいエリアだけでしたが、他にも2022年に新しく出来た作品も多くあるみたいなので、新潟観光の参考にして頂けると嬉しいです。