instax mini 11は従来のものに比べて、オートの光量調節機能がついたり、電源を入れてからの立ち上がりが格段に早くなるなど、様々な進化を遂げています。
チェキは一枚が高価なため、無駄に消費してしまうのを避けたいところです。
実際に使ってみた感じや、機能性を踏まえてinstax mini 11の魅力を紹介していきます。
公式HPはこちら
instax mini 11の持ち出しやすさ
大きさ
大きさは横107.6 mm×縦121.2 mm×幅67.3mmとなっています。
高さは350ml缶とほぼ同じです。
横幅は官製はがきの横幅とほぼ同じで、350ml缶より大きいです。
幅は350ml缶の直径とほぼ同じでした。形は従来のチェキと変わりありません。
大きさとしては縦と幅が350ml缶とほとんど一緒で、幅が官製はがきと同じくらいでした。
重量
instax mini 11本体は293g、電池とフィルムを合わせると381gでした。
381gは他のものと重さを比較すると、350mlのペットボトル(容器込みで375g)とおよそ同じくらいになります。
結果は横幅が350ml缶より少し長いくらいで、その他大きさ・重量ともにほとんど変わらないくらいでした。
バックに350ml缶を1本入れて移動することを考えるとバックは多少選びますが、持ち運びにはあまり苦とならないと思います。
instax mini 11を使用する上での注意点
ここから先の注意点やおすすめポイントについては、下記の主な仕様も踏まえつつ説明します。
使用フィルム | 富士フイルム インスタントフィルム instax mini |
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写真画面サイズ | 62 mm × 46 mm |
レンズ | 2群2枚構成 f = 60 mm 1:12.7 |
ファインダー | 実像式ファインダー 0.37倍 /ターゲットマーク付き |
撮影範囲 | 0.3 m~∞ (0.3 m~0.5 mではセルフィーモードを使用) |
シャッター | プログラム式電子シャッター 1/2~1/250秒 低輝度スローシンクロ |
露光調節 | 自動調節 Lv 5.0 ~ 14.5 (ISO800) |
フィルム送り出し | 電動式 |
フィルム現像時間 | 約90秒(現像時間は気温によって変動します。) |
フラッシュ | 常時発光フラッシュ(自動調光) /充電時間:6.5秒以下(新品電池使用時) / フラッシュ撮影距離:0.3~2.7 m |
電源 | 単3形アルカリ電池(LR6)2本 /撮影可能パック数:約10パック(当社試験条件による) |
オートパワーオフ時間 | 5分間 |
その他 | フィルムカウンター / フィルムパック確認窓つき |
大きさ | 107.6 mm×121.2 mm×67.3mm |
質量 | 293 g(電池、ストラップ、フィルム別) |
明暗が激しい所は避ける
後述するオートの光量調節機能が搭載されたことで、従来のチェキより被写体と背景の光のバランスが上手くとれるようになりました。
ですが、夜の撮影や逆光となるような撮影では調節機能では、コントロールできなくなってしまう可能性があります。
電池交換が必要
instax mini 11は単三を2つ使用する必要があります。
電池についてはコンビニでも売っているので問題ないですが、普段電池を使用しない人からすると忘れがちなので注意が必要です。
水没したら感電の危険がある
電池式で動いている為、感電の危険があります。
万が一水没した際は電池を抜いて、しっかりと乾いてから動作確認をするようにしてください。
instax mini 11のおすすめポイント
発色が良い
フィルムらしい発色の綺麗な写真が撮れます。
オートの光量調整機能でより自然に撮れる
上記で説明しましたが、従来のチェキより被写体と背景の光のバランスが上手くとれるようになりました。
従来のチェキではフラッシュが強く、被写体は白く背景は黒く写りやすい傾向があったので、とても使いやすくなりました。
自撮りが簡単
手で引き出して使用するセルフィーモードがあり、レンズ横のセルフショットミラーを見ながら自撮りをすることができます。
セルフィーモードは被写体から0.3m~0.5mの距離で撮れるため、スマホで自撮りをする感覚で撮影することが出来ます。
起動が早い
従来のものよりフラッシュ充電が速く、すぐに撮影することができます。
※ランプが点滅中はフラッシュ充電中であることを示しています。
ポートレートや接写に向いている
機能面をみるとレンズが60㎜なので人を撮るようなポートレート撮影、物に近づいて撮ったりする接写を得意としています。
セルフィーモードを利用すると、より被写体を大きく写すことが可能です。
物を大きく写したい時はセルフィーモードで撮影した方が良いでしょう。
チェキはスマホで撮るよりも一枚が高価です。
一枚一枚を大切に撮りながらチェキならではの楽しさを実感して頂ければ幸いです。