こんにちは! スズblogです。
趣味としてカメラを始めるにあたって1番悩ましいのは、どのカメラを購入するか?だと思います。
自分もかなり悩みました・・・。カメラの他にもレンズやその他アクセサリー類を購入する必要があるので、初期費用が20~30万なんてざらですよね。けど妥協もしたくない!
そこでまず考えてほしいのが、写真をメインに撮りたいのか、動画も一緒にやってみたいのか。
写真をメインにするのであれば、2022年でもSONYのα7Ⅱで十分ですよ!
実際に今でも自分はα7Ⅱを愛用しています。旅行のお供やスナップ写真なら何も不便しません。
結論:写真撮影を優先するなら、型落ちのα7Ⅱで十分
2022年はベーシックモデルだと、α7Ⅲやα7Ⅳなどが発売されています。
人の心理的には最新機種の方が性能が良く、とりあえずそっちを買っておけば安心。といった気持ちがあると思います。詳細に調べ上げるのは大変ですよね。
ですが、カメラ本体の購入は値が張るため、かなり勇気のいる決断だと思います。
これは、趣味として始めたい人にとって最初の難関といってもいいでしょう。
最新機種がある中でもα7Ⅱが写真メインとしてであれば、「コスパも良く気軽に始めやすい!」という理由について説明できればと思います。
センサー
α7シリーズはフルサイズセンサーを搭載しています。※グレーの範囲がフルサイズセンサー。
上の画像は一度は見たことがある方もいるかと思います。
詳細は省きますが、センサーサイズが大きければ大きい程に画質が良くなり、取り込める光量も増えます。
光量が増えるということは、得られる色情報も多くなり、表現できる幅がかなり広がることになります。
フルサイズセンサーを選ぶ最大の魅力としては、ボケ表現を作りやすいということです。
これは他のAPS-Cサイズ(上の画像では水色)やコンデジ(上の画像では青~緑の範囲)のような機種より優秀です。
画素数
α7Ⅱの画素数は2430万画素となっています。実際には画素数が高ければ高い程良いというわけではないです。それは、使用目的によって変わるからです。
一般的なSNSでは200万画素があれば十分に見れる写真でしょう。
また、撮った写真をテレビで見ようとした時でも、4K(3840×2160)の液晶テレビで約830万画素になるため、一般的に画面上で鑑賞するには問題ないと言えます。
2000万画素まであれば、A3レベルまで印刷が可能ですが、なかなかそういった機会はないと思われます。
なので、結果的には画素数だけで直接見たものに影響が出ることは少なく、カメラの心臓部であるセンサーの大きさを重視した方が良いかもしれません。
ボケ感は使用したレンズにも影響を受ける
ボケ感を操作するには、使用するレンズのF値がどこまで小さいかによって違います。F2.8で撮ったものと、F5.6で撮った写真を比較すると、F2.8の方が後方の被写体がボケているのが分かります。
なので、レンズによって撮れる写真が変わってくるので、カメラ本体以外にも余裕持ってレンズを選べる中古のα7Ⅱが良いと考えています。
今後SONY製品で本体を買い替える予定であれば、本体が変わってもレンズは継続して使用可能なので、レンズにお金をかけるのも手だと思います。※アダプターを使って他製品にも使用は可能。
また2022年現在では、α7Ⅳが出ており中古としてもかなり安く仕入れることができるため、とてもおすすめです。
RAW撮影で現像することで理想の写真にすることも可能
撮った写真はPhotoshopやLightroomなどの現像ソフトを使って、RAW画像を好きな色味や明暗にすることが可能です。
RAW画像とは、簡単にいうと1枚の写真の中にある色情報の量を多く持っている写真ということです。
皆さんも携帯で撮った写真を加工や編集をすると思いますが、RAW画像は色情報が多くあるのでより細かく編集できるイメージです。
スズblogでは使用している写真は必ず現像してから使っているので、もし良ければ他の写真も参考にして頂ければと思います。
金銭的に安く始められる
2022年7月下旬時点では、楽天の中古品で、α7Ⅱが7~8万程度、α7Ⅲが16~17万と値段が2倍程変わってきます。
ここからレンズやその他アクセサリーを集めると、カメラを始めるのにかなり値段がかかることが想像できます。
実際に自分も中古のα7Ⅱを買って2年ほど愛用していますが、故障はしていません。
α7Ⅱのいくつかのデメリット
連写速度
α7Ⅱは、最大5コマ/秒で撮影できますが、α7Ⅲ・α7Ⅳは両方ともに最大10コマ/秒で撮影可能です。
これはスポーツ撮影や野鳥撮影など、早く動く被写体をメインにしたい時は差が生まれるところだと思います。
暗所機能(ダイナミックレンジ)
ダイナミックレンジとは、写せる光の最大量と最小値の比率を数値で表したものです。
これによって何が変わるかというと、明暗が激しい場所(山の中など)になると、白飛びや黒飛びがしやすいということです。山の中の風景写真や逆光写真をあえて選択したい場合には少し不利かもしれません。ですが、普通にスナップ写真やポートレート撮影の際には大きく影響は受けません。
バッテリー持ちが悪い
バッテリー持ちについては、確かに自分自身も使っていて不便な点だと感じています。バッテリー1つでは、しっかり使えば半日持つかどうかといった感じです。なので、バッテリーの替えは必ず持っておくべきだと思います。
動画機能
動画撮影に関しては、4K撮影やスローモーション撮影などに向いていないため、満足できる動画撮影するならその他のシリーズを考慮する必要があります。
このデメリットがあまり関係のない方は、α7Ⅱで十分だと思っているので、検討する価値はおおいにあると思います!
まとめ
いかがでしたか。
2022年でも写真メインの方は、α7Ⅱを選んでも損はしないと思います。
α7シリーズはレンズ交換機なので、レンズを交換して色んな表現を楽しめることもメリットの一つだと思います。なのでレンズの方にお金を費やすのも賢明な判断だと思います。
カメラ選びはかなり悩ましいと思いますが、自分に合ったカメラ選びの一助になれれば嬉しいです。
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