鎌倉は紅葉が綺麗で良いですが、夏の鎌倉もまた違った良さがあります。
夏は言わずとも猛暑のため、あまり外を出歩きたくない方も多いのではないでしょうか。
円覚寺は広大な敷地を有している為、事前に行きたい箇所をピックアップしておくのが得策です。
そんな夏の円覚寺を簡単に紹介しているので参考にして頂ければと思います。
円覚寺とは
![北鎌倉駅周辺にある白鷺池](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02758.jpg)
円覚寺は北鎌倉駅からわずか徒歩1分の所にあります。
改札を出て左へ向かうと上のような風景が広がり、線路を抜けると円覚寺の総門があります。
この周辺は白鷺池と呼ばれる池があるため総門までの道中から少しずつ風情を感じることが出来ます。
場所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内409
駐車場:直営の駐車場はなく、近くに有料駐車場あり。
拝観料:大人500円(高校生以上)、小人200円(小中学生)
拝観時間:3月~11月午前8:00~午後4:30、12月~2月午前8:00~午後4:00
公式HP:臨済宗大本山 円覚寺
総門からの景色
![円覚寺の総門](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02759.jpg)
円覚寺の石版の横には2輪の白百合が咲いていました。線路を渡って目の前なので迷うことはないです。
![円覚寺の総門](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02760.jpg)
総門は入口から青もみじが見頃を迎えており、晴れたことも幸いしてとても綺麗でした。
山門の圧倒感
![円覚寺の山門](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02761.jpg)
拝観料を払い階段を上ると山門が見えてきます。山門は神奈川県指定重要文化財になっています。
階段から見える景色からかなり迫力があります。ここが円覚寺の有名なスポットになります。
この日は晴天でとても暑かったですが、少し風もあったので日陰に入ると周りの新緑に癒され落ち着ける空間でした。
山門付近にはベンチがあるので、ゆったり眺めて休憩することも出来ます。
![円覚寺の山門](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02769.jpg)
近くで見るとかなり丹念に作り込まれているのが分かります。
昔からの技術は本当に素晴らしいものだと思いました。木造建築物はどこを見ても眺めていられます。
この門は煩悩を取り払って救済された先に迷いや悩みが一切ない安らぎの境地である仏殿に至る門とされているそうです。
仏殿へ到着
![円覚寺の仏殿](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02770.jpg)
仏殿の入口には土足厳禁なので、靴を脱いで中に入ります。
仏殿内は迫力ある竜の絵や仏像が祀ってありました。
![円覚寺の仏殿から見た山門](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02771.jpg)
仏殿から見える山門です。ちょうど母娘の2人で手を繋いで歩いている後ろ姿を撮れました。
夏ならではのお盆休みの雰囲気を感じることができました。
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鎌倉市の天然記念物と庭園風景
![円覚寺の方丈前にある大きな柏槇の木](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02787.jpg)
方丈前には大きな柏槇(ビャクシン)があり、鎌倉市の天然記念物となっています。
木の幹がとても唸るように生えており、力強さを感じます。
![](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02795.jpg)
アップにしてみるとより幹の質感や曲線での綺麗さが際立ちます。
![円覚寺の夏の風景](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02774.jpg)
妙香池と大方丈の間の道から舎利殿へ向かう道中です。
周りは高い木々に囲まれており、新緑がとても映える場所でした。
![円覚寺の大方丈](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02779.jpg)
大方丈は原則として土日祝日に公開されるそうです。(2022/8/25調べ)
建物内へ入って庭園を見ることが出来ます。
![円覚寺の大方丈と庭園](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02782.jpg)
自分は平日に行ったので、中に入って見ることが出来ませんでした。。。
![円覚寺の大方丈と庭園](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02777.jpg)
建物の外から覗き見るようにして撮りましたが、青もみじと整備された庭園内は円覚寺へ行ったら見ておきたいスポットです。
夏ならではの新緑や陽当たりがきれい
![円覚寺の舎利殿前](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02784.jpg)
自分が行った際は木の剪定も適宜行っており、境内の緑は整備されていました。
新緑から差す光芒がとても綺麗で、思わずシャッターを切りたくなります。
夏には新緑と光芒の組み合わせがぴったりですね。
![](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02783.jpg)
一際目が引いたのが石碑周りにちょうど光芒が照らされており、ここだけドラマチックな雰囲気が流れていました。
![](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02773.jpg)
道中にはこういった苔も生えており、自然が作り出す芸術のような所がたくさんありました。
まさに苔の階段となり人工物と自然の融合は幻想的な写真になります。
![](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02785.jpg)
苔は近くで撮るとまた違った面白さがあります。
苔のついた石畳に光芒が差し込むと、苔自体が生き生きとしているように見えました。
国宝を祀る弁天堂
![円覚寺の弁天堂へ続く階段](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02796.jpg)
最後は国宝に指定されている洪鐘のある弁天堂に向かいました。
弁天堂に至るまでの階段が多く普通に汗をかきました。
階段の両端は草木がいっぱいで虫などが苦手な方は上るのに少し勇気が必要かもしれません。
自分はハエや蜂に何匹か出くわしました。
![円覚寺の弁天堂周辺にある関東最大の洪鐘](https://suzu-blog.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC02800.jpg)
階段を上り終えると、弁天堂・弁天茶屋・洪鐘があります。
この洪鐘は関東で最も大きな物であり、とても雄大ながら細部にまで装飾が施されている鎌倉時代後期を代表する鐘です。
弁天堂の隣にある弁天茶屋で食事も取る事ができます。※夏季休業あり。
自分が行った時はやっていなかったのですが、鎌倉の風景を見ながら食事が出来るので、もし鐘を見に行かれる方はそちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
円覚寺内の拝観時間は1時間程度を考えておく良いと思います。
広大なため写真を撮られる方は事前に公式サイトを見て主要な場所をピックアップしておくと良いと思います。
季節によっても雰囲気の変化が楽しめるスポットとなっているので、時期を変えて拝観しても良いと思いました。興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
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